地図に残り、向こう何十年と使われ続ける仕事
- ▼星野組の仕事と業界の今
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弊社の業務は建設業になるんですが、建設業の中でも一般的に土木と建築っていうのがあって、建築っていうのは建物を造ったりするんですけど我々は土木、主に公共事業ですね。
橋、道路、河川などのインフラ整備を主に行っているんですが、最近新潟県内だけではなくて神奈川、横浜の港北という場所で首都高を造ったりしています。
2020年にオリンピックがありますので、それに向けてなんですが首都高の新設ですね。
正に地図に残る仕事。我々が造っている高速道路がこれから向こう何十年にわたって使われるっていうような仕事をやっています。我々は以前、公共事業をほぼ100%でやっていた中、今横浜ではじめて民間の仕事をしているんですが、これからはもっと民間の比率を上げていきたいと思っていて、つまりどういうことかというと、安定受注を作りたいんですね。
公共事業の予算がどうだとか、雪が降ったとか自分の自助努力でできない部分に頼るんじゃなくて自分たちのやった分、報われる制度をつくりたい。
その為に民間比率を上げていく、売上高を増やす、社員に還元する、設備投資をする。
割と内部留保を企業が重要視している中、逆に積極的な攻めの経営をしていこうと今、思っています。ただこの業界が今、非常に人手不足なんですね。
一般的な人手不足よりも更に拍車をかけて人手不足が進んでいます。有効求人倍率なんかも建設業は悪いですし。
なのにご存知の通り、昔造った橋ですとか道路とかが老朽化してきていて、それを直すとか修繕する仕事が非常にあるんですけれども、それをやり手、担い手がいない。安定受注を確立するためにまずはやはり人員の増員。そして仕事量、受注量の増加、そしてそれに見合った還元。
このサイクルを作り上げることが一つの命題になってきているんじゃないかなと思ってますね。